時間的にはっとした私は教室へ行った。

休み時間もおとなしくした。

そんな日が、何日か続いた。

朝はちゃんと働いた。

配達区域も増やした。

たくさんの笑顔を見たいがために。

ただ、体のだるさは増すのみ。

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「ルハン・・・なんかだるいわぁ。仕方ない、医学書でも読も。」

私達は医学書を手にした。

そうして、分かったこと。

私は・・・。

「これよ・・・。ルハン・・・。私の病は・・・。私は、妊娠したんだわ。」

そう、私は妊娠してしまったのだ。