「あの・・・注射は、おもちゃだよね。」

「そう言ってくれよ・・・。」

あ・・・。それは覚せい剤・・・。

「園乃?おもちゃでしょ?」

「・・・・ごめん。それは、かくせ」
「やっぱいいわ?そんな、そんな・・・。」

ガリッ!!

目線を先に送ると、とも志君が注射を破壊していた。

「とも・・・とも志君!?!?」

すると、とも志君は向き合っている咲花から私を奪った。

・・・・キスされた。