図書天使-生きたくて死にたくて生きたい-

優しい・・・。先生・・・。嬉しすぎるよ・・・。

それから図書室を出ると誰かに引っ張られた。

「月井、何で来なかった。これを見ろ。」
担任だ。目の前には私の教科書。落書きが目立っている。

「あの・・・。私やった覚えないんですけど・・・。いじめですよ。」

冷静になると私は、何処からか湧いてきそうな涙をこらえた。
目を開けると、見てられない無様な教科書があるだけだ。

しね、ひとごろし、あの世への切符無料配布中、

沈黙が続く。自分の予想と違った答えが戻ると大人はいつもそうだ。