図書天使-生きたくて死にたくて生きたい-

「悪魔にはそっちの色の方が似合ってますね!!」

「超にあってるから。そのまま殺人でもしたら?」

「すっげぇ怪しまれるから!」

笑いまじりでそれを言って、私を見下ろすと、奴らは教室に入っていった。

立ちすくみ、泣いた。

気が付けば、コンクリートのうえに、ぺたりと座り込み、涙が制服の汚れをにじませた。

「っふ、っひ、ふぅーー。ひゃっひゃ・・・。」

戻ったと思っていた声が、また奪われていた。

伊与田さん。

辛くて、人の手を握りたいけど・・・。

私は握れるような手がそばにありません。