図書天使-生きたくて死にたくて生きたい-

家を出た私は、荷物を抱えて駆け出した。

少しだけ、暖かいこの季節。

とにかく、家を離れるため、いろいろなところをかけた。

人の少ない場所、多すぎる街。

「姉ちゃん!家出か??」

「俺たちとあそぼーよ。」

「え?なんだいむしか?」

誰に声をかけられようと、今の私には関係ない。

「何あの子、ぶつかってきて、行きましょダーリ……。」

「あそこのホテルで……。」

街は浮かれていて、若い水商売の人、中年の客が多かった。