図書天使-生きたくて死にたくて生きたい-

気が付けば、涙が出そうになっていた。

私は、いそいで窓越しに空を見上げた。

「ルハン・・・どうして、悲しくなると、空を見上げちゃうんだろうね・・・。」

「それは、園乃ちゃんが空になんか期待してるからじゃない?」

このとき初めて、ルハンのことが年上だと感じた。

「そっか。確かに期待してるかも。」

「話し変わるけどさ、なんで図書室のすぐ近くに音楽室なんだろうね?馬鹿だね。設計した人たちも。」

「だねーー。」