続 初恋〜UIREN〜 私だけを見て…



大介が


『行こう!』


と、私の腕を引っ張る。


何?


どこに?


自転車のかごには由香里の物。


かごにのりきれない分は私が持った。


20分ぐらいしてついたのは誰かの家。


ピンポーン…


出てきたのは、大介の目の前でキスした先輩!


私は、目が見れなかった…


罪悪感…


だって、大好きな大介の前で全く知らない人と…


大介はそんな事も気にならないのか


『これ…』


と、由香里の物を差し出した。