セミの鳴き声がいったん止まった… サァァァァ… 風が木々の葉を揺らしていく。 沈黙が続いた… 香が沈黙を破った。 『大介、浮気したの?キスマークついてる…』 私は大介をよく見てないから気付かなかった。 香はよく見て、ティシャツからチラッと出てる赤いのを見つけた。 やだ!やだ!やだ! 『違う。浮気じゃない…』 浮気じゃないなら本気? 私とHしたじゃん… 一生離さないって言ってくれたのに… それも嘘? 私はその場にいられなくなり、ボーっと歩いて帰ろうとした… 終わりだ………