結局、その日電話はなかった…


私は日付が変わるまで待っていた…


涙が止まらない…


泣き疲れ、そのまま寝てしまった。


次の日。


私は朝早く目が覚めた。


大介からの電話はない…


また傷つく…


そればかり恐れていた。


昼にさしかかる頃、香から電話。


『おっはよー!昨日は大介とお泊まりぃ?』


何言ってるの?


香と大介の家は歩いて3分ぐらいのすごく近い所。


『大介、朝帰りしてたよ。華奈、今起きた?』


香は何も知らない…


大介が朝帰り?


何がおこったの…?