帰りは大介がまた公園まで送ってくれた。


私と大介の家は自転車でも15分ぐらいの距離なのに


『華奈がもし、ナンパとかされたら俺が嫌だから!』


って。


なんだか、どんどん大介がかわいく思えて公園に着いた時、自転車降りて思わず大介に抱きついた。


大介はビックリしてたけど、よしよしって頭を撫でてくれた。


夏の蒸し暑い中、私はそれでも離れたくなかった…


『また明日な!明日はちゃんと課題やろうな。』


平然ぶってる大介がなんかムカつく。


いじわるしてやれ…