『そーだなぁ…夜、月、空、海…んー…一文字がいいか二文字がいいか…』 「別に、名前なんてどーでもいいよ…」 『駄目。これからお前がずっと背負っていく名前になるんだ。だから真面目に決めなきゃ駄目だろ?』 なんでコイツは、 こんなに優しくすんの? 見返りを求めてるの? それとも一時の暇潰し? コイツは何をしたいの? 『よしっ!決めた!お前の名前は…───。』