『架月は…』 尋はゆっくり私の目をみて、 『架月は綺麗だよ。見た目も、…心も』 優しく笑った。 『夢がないならお前が誰かね夢を叶える架け橋になればいい。』 『真っ直ぐ誰かの道を照らしてあげれる月のような存在になればいい。』 『そう思って架月にしたんだ。』 そう言って、 尋はまたふわっ、て笑うんだ。