私、どうすれば良いんだろう。 翼に告白??? ・・・いや違うか。 翼に“告白の返事”だ。 ――――それを今やるべき? こんな突然に?? でも頭の中では答えは決まっていた。 違う、気づいたときには体が走っていた。 ―――翼のもとに。 屋台の中をゆっくり歩く翼の後ろ姿を見つけると、叫んだ。 「翼ーーーッ!!!」 驚いて周りの人も振り向いた中、翼も振り返ってくれた。