「拓也ってくすぐり駄目なんだ??」

「っなわけ無いだろ!!//」


そう言いながらもなんか構えている。


ふふ。

拓也の弱み発見♪♪

よし。なんかあったらこれ言おう。



「拓也、姫奈。ジュース持ってきたけど。」


翼が3人分のジュースを持って部屋に入ってきた。


「やった!!」


私は急いでさっきまでやっていた数学のプリントを鞄にしまった。


「おいしー」

「うまっ」


翼が持ってきたのはただのレモンスカッシュ。

でも今まで勉強ばっかだった私と拓也にはいつもよりおいしく感じた。


―――――

――


「じゃ、そろそろ帰る??」



しばらく話に盛り上がっていたから時間なんて忘れていた。

結構話してたんだなあ・・。


「うん。じゃ帰るね。」

「あ、じゃあ俺も帰るわ」



3人で玄関先まで向かう。