危険な学校




「はいはーい。ちょい待ちー!」


え、まだ何も言ってないんだけど・・・。

まあカメラとかあるんだろうけどさ。

ちょっと張り切ってたのが少し・・馬鹿みたいだよ。


「いらしゃーい★」


すぐドアが開いて中から翼が出てきた。


「暑いから早く入れてくれぇー」

「はいはいはい。早く入れよー」


拓也は死にそうな声を出して玄関まで入ると倒れこんだ。



「床冷てーー!!!」

「うっわ早く立てよ!!」

「いーやーだー」


ふふ。

馬鹿みたい(笑)

拓也もまだまだ子供だなあー

なんて思ったけど私も子供か。



「お邪魔しまーす・・。」


私も翼の家へと入っていった。