危険な学校

ドキドキ・・。


やっぱ恥ずかしいよーーー!!


でもやっぱりそれ以前に逆のドキドキ感。


いくら摑まったからといって怖いのが無くなるわけじゃねーーッ!!


でももうすぐ家につく。


あと3分くらいだよね・・??


早く帰りたいぃぃぃ


そしてもうギュッと目を瞑ってただ自転車の走り抜ける風と、圭祐の体の熱さを感じながら怖さに耐えた。


――「着いたよ??」


あれから3分くらい経って自転車が止まった。


はぁ・・


気が抜けて体が動かない。