私は訳も分からず、あの集団の前に連れていかれた。

1人の女がじろじろ見てくる。

「へぇ。別にかわいい訳じゃねーじゃん。」

「ですよねぇ。岬先輩の方が100倍もかわいいっすよ。」

どうやらこの女王バチみたいな奴は「岬」と言うらしい。

ハードなつけまをつけて、マスカラでさらにもっている。

見た目はとにかく厳つい。

「じゃあ、奨先輩に連絡しますね。」

・・・しょう?

・・・誰だ??

「十分可愛がってもらうから。」
岬がにやりと笑う。

私はドキッとした。



2年前の・・・・・・・・・・・・・・・。