アタシにとって、昼休みあとの授業サボりは何気大事だった。 屋上は結構人いないし。 1人になれる時間だったから。 でも、あのとき、あんなヤツに出会わなければ・・・。 ガチャン。 「こんにちわぁ。真山さん♪」 「またいるの?」 扉を開いて待っているのは、ある1人の男子生徒。 同級生の清水蓮。 「またって、真山さんも来てるし」 無視無視無視。