教科書を2人で捲ったり、
ノートを取ったりしていると、
するつもりは無かったけど、
本当に偶然で、故意では無く、
彼女の胸に、俺の手が触れてしまった。
「あっ、」
小さく声を上げたのは真弓だ。
「ご、ごめん!」
慌てて謝ると、真弓は優しく微笑んで
「いや、気にしていない。大丈夫だ。
それに、松浦だからな」
……なんだそれ、どういう意味だ!!
そんな風に授業の時間は過ぎていき、
休み時間、トイレに行こうとして、
もしも美少女と出くわしてしまったらいけないな。
そう思って、また一時停止をした時。
隣に見えるのは、やっぱり男の真弓。
……あれ、さっき俺、
どういうイベントこなしたっけ?!
ちょっと怖くなって、慌てて教室を出た。



