そうか、この子はシュンデレだ!! 普段はでれっでれ、 だけど冷たくされるとしゅんとなる。 それが可愛い。 「……しょうがないな、少しだけな?」 「はいっ!ありがとうございます!」 廊下の端に寄り、彼女と会話をする。 そして予鈴が鳴って、 残念そうに彼女は階段の方へ向かった。 自分のクラスへと向かうんだろう。 「それじゃあ先輩、またあとで! 愛してますーーっ!」 手を振りながら、次いで投げキス。 愛を叫びながら階段を駆け下りていった。