とにもかくにもあたしは、 仕事をしなければいけない。 そう思ったあたしは、 優に聞いた。 「あたし、何も聞かされずに来たんだけど…。 とりあえず、荷物…どこ?」 部屋を見る限り、 段ボールらしきものは、ナイ。 「荷物? ナイけど?」 「は? なんで!?」 ナイ…って、ありえなくない!? あたし、今日からここに住むのに!?