「さっきから何回も、 呼んでんだけど。 つーか、ボケーッとしてるけど、 風邪でも引いたか?」 さっきから何を言っても 曖昧な反応しかしない桃華。 熱があるのかと思って、 おでこをくっつけたら。 「ゆっ、優ッ!! ち、近…////」 みるみるうちに、 顔を真っ赤にさせた桃華が。 かわいくてかわいくて、 仕方なかった。 桃華をもっと困らせたくなった。