「夏菜、おはよーっ!」 今日もいつも通り名残惜しくも彼の乗ってるバスを降りて学校に行く。 その途中で電車通学の親友、里桜(リオ)に会った。 「おはよ!」 「あ、夏菜。今日は朝から顔がにやけてるよー!さては、バスの王子様いたんでしょ!」 「もー里桜ってば。その呼び方やめて!」 親友である里桜には翼くんのことを話してある。 もちろん、電車通学の里桜は翼くんのことを見たことはない。 だけど里桜は勝手に翼くんのことをバスの王子様と呼んでいる。 わたしも勝手に翼くんって呼んでいるのだけれど…。