放課後までにここが開いて、制服が乾きますように。 じゃないと君が待ちぼうけ食らっちゃう。 一緒に帰る約束してたのにな、 あいつ嘘ついたなって怒るかな。私嘘つきだしね! …でも、そういう嘘はつかないんだよ、本当だよ。 君は、わかってくれてるかな。 嫌われても大丈夫。私なんか嫌われて当然。 これが私の中の本当になるように必死に自分に言い聞かせる。 寒い、なぁ。