最低の恋を、してみました。

だいたい自分の場所かなと思う所に座る。



すると、後から来たナオがあたしの前に当然のように座った。



あたしとナオの間には1人いるはず。



「あれ?」



あたしはそう言ったけどナオは、何か間違ってますか?みたいな顔で見てきた。



いえ、何も間違ってません。



「ってか、暑ない?」



ナオは見るからに暑そうな顔をして言った。



もう完全に身体をあたしの方に向けている。