最低の恋を、してみました。

移動した場所は、点滅信号の筋を入ってちょっと歩いた場所。



車通りが少なくて、広いスペースもあるから話すのには丁度いい場所。



寒いけど。



座るとこないけど。



ナオは原付にストッパーをかけ、メットインを開けた。



「はい、これ」



スヌーピーの袋に入ったものをあたしに差し出した。



スヌーピー?



何で?



好きとか言ったっけ?



むしろ可愛いキャラクターものはあんまり好きじゃないんやけど。



ナオも知ってるはず。



「ありがとう。開けてもいい?」



断られても無視するつもりで聞いた。



「いいよ」