最低の恋を、してみました。

中学と高校は近かった。



チャリで10分くらいの場所にある。



高校の制服を着て中学の門をくぐると、後輩たちに好奇の眼差しを向けられる。



しょっちゅう行ってるから慣れてはいたけども。



部活動中の中学生たちを見て、なんとなく微笑む。



「お前、何ニヤニヤしてんねん。キモいて」



シバの暴言はスルー。



「シバさーん!」



珍しくシバを呼ぶ女子の声が聞こえた。