「運命的な出会いをしたの」

うっとりさせた目を、美樹に向けた。


「はぁ?」

言葉通り、何言ってんのって顔をする美樹。

そんな美樹は放置して、


「あたし、あの人と付き合う!」

そう意気込むあたし。

さっきまでどうだったとか、そんなのどうでもいい!

さっきはさっき!今は今!

切り替えの早さに、長年付き合ってる美樹ですらついて来れないんだから、こんなあたしについて来れる人はきっといない。

あたし自身しかいないと思う。


「美樹、あたし頑張るから!」