「辰先輩のことは、気付いたら好きだったって感じでいつからとか具体的には分からないけど、一年前から好きだった。麻美があたしに先輩を好きだって言うずっと前から…好きだった」

でも、麻美は優しいから。あたしのそんな罪を理解して、許してくれようとする。


「二人が付き合ってから、麻美が羨ましいっていつも思ってた。けど、邪魔する気はほんとになくて…」

「うん。分かってるよ」

「ごめんなさい…。あたし先輩が好きだったから恋話好めなくて、濁してた」

鼻の奥がツンとした。

少しずつ、少しずつ…。伝えたかった今までの気持ちが溢れ出してくる。


「優しくしてくれる麻美や先輩を傷付けたりして、本当にごめんなさい」

恋心なんて、消えて無くなればいいと何度も思った。