「…琴」 「…麻、美……」 図書室の入口にいたのは、麻美だった。 あたしの顔が一気に青ざめていく。 …聞いてた、よね? 今の話し。 「あ、あのね!これは、そのっ…」 「知ってるよ」 「へ…?」 言い訳を言おうとしたけど、やっぱりそれが下手くそなあたしは、それがとても不自然だった。 そして、マヌケな声を出す始末。