流れ的にそんなの分かってるけど、理解したくない。 何かの間違いだと、あたしの勘違いだと必死に誤魔化す。 「最初は些細な喧嘩で、そこからすれ違いになってさ」 でも、先輩はお構いなしに現実を話していくから、自分の中で誤魔化しきれなくなった。 「でも今日も朝、一緒に居たじゃんか」 「すれ違っては居たけど、別れてはないし。距離置くとか中途半端は嫌だからこれからどうするか毎日話してた」 森川くんの問い掛けに、先輩は淡々と話す。