「遊んでねぇよ。言い訳に聞こえるかもしれねぇけど、俺は来るもの拒まない。好きだって言ってくれる奴を受け入れてるだけだ」
淡々と答える森川くんに、
「それで泣いてる子がたくさんいるかもしれないんだよ?」
あたしは次々と質問を投げ掛ける。
「付き合ってる女がいたら、俺はそいつしか見てない。それに、別れを切り出すのはいつも女からだ」
「でも、別れてすぐまた次の人を作るのは酷いよ」
「確かにそうかもな。でも愛される事を嫌がる奴なんていないだろ。好きだって言われたら、俺はその気持ちに応えたいと思う。それが例えすぐ終わる付き合いだとしても」
あたしの目をまっすぐと見て答える森川くん。
そんな森川くんを見て、あたしの中で森川くんを見る目が変わった。

