「も、森川くん…」 「あー、おもしれ」 あたしは痛い思いをしたって言うのに、森川くんは完全に楽しんでる。 あの瞬間あたしは本気で驚いて、勢い余ってこうなったのに。 ほんと、何なの…? 「…泣いた?って、どういう意味?」 最初に言われた言葉の意味を尋ねると、 「そのままの意味だけど?」 平然とした表情で、森川くんは答えた。 「目、ちょっと腫れてる」 「え…?」 「いや、マジでちょっとだけどね〜」 そう言った森川くんは、教卓を元に戻して、教卓の上に座った。