今頃、幸せだったかもしれない。
なんだかんだと言いながら、そんな日々が楽しくて今みたいに泣く事は、なかったかもしれない。
みんなと同じように惚気て、愛のある愚痴を零して、彼氏の話しで花を咲かせていたのかもしれない。
聞くだけじゃなくて、少しは自分も話せていたのかもしれない。
…人のせいにして、嘘ついて、誤魔化して、もし、なんて考えてるあたしは根っから最低だ。
自分が何を考えてるのか、分からなくなる。
悪いのは全部自分で、麻美たちや先輩は何も悪くない。
異の発端は、他の誰でもなくて、自分なのに。
あたしは一体、何処まで狡いの…。

