そして、7歳になった日に勇気をだして『すき』って伝えた。

でも、その子に、

『ぼく、はなちゃんがすきなんだ。りずちゃんはすきじゃない』

って、はっきり言われた。


今考えれば小学生の恋なんて“好き”の感情は曖昧なもので、今、春に抱く恋心とはずいぶん違うんだから、大袈裟に喚く必要なんてなかったんだ。

それに、告白して『ぼくも』って言われても、小学生だから付き合うわけじゃないし、所詮って感じ。


でも、その時のあたしにはとてもショックで、フラれた瞬間泣いた。

誕生日なのに、悔しくて、悲しくて、『なんでよぉ』って大泣きしていた。


家に帰って、お母さんたちが7歳になったことを祝ってくれても、笑えなくて、楽しくなかった。

笑顔で過ごすはずだったのに、なんにも面白くなかった。