今頃、楽しくお昼を過ごしているんだと思う。

久々に一緒に松野さんと過ごすんだもの。


わたしには向けられたことのない笑顔を、今、きっと松野さんには向けている。

隣にいた小さな松野さんを、彰吾はとても愛しそうに見つめていた。


わたしには一度もそんな眼差し、向けてくれたことなんかないのに…。



妬ましく思う。

彼女には向井くんがいるのに、今までも好意を持ち続けるなんて。

松野さんには向井くんがいるのに、彰吾がちゃっかり隣に座ることを許し、彰吾が松野さんに対する気持ちなんか考えもせず、お構いなしにニコニコニコニコ彰吾に笑いかける。


わたしは、なんなの。

一体、わたしは彰吾のなんなの?