下手同士、っていうのが良かったのかもしれない。ちっちゃい事で喜んでる感じが本当に楽しかった。 私たちがちっちゃい事で喜んでるから、周りのみんなも「頑張れ」って言ってくれたりして。 大盛り上がりだった。 でも結局、最下位は私たちだったからみんなのジュースを買いにコンビニへ辰くんと向かった。 割り勘にしようと思っていたのに、辰くんが全部払ってくれた。 悪いからってお金を渡したけど返された。 「頑張ったご褒美」 そう、優しく笑って。