これがもしかして・・・!?
洋貴さんの本性!!?
いつの間にか…呼び捨てられるし…


「……嫌なら…断ってもいい…」


「それって結婚はしないってコトですか?」


「…ああ~」



「それは困ります…」
私を何の力もないお飾り社長からホンモノの社長にしてくれるパートナーとしても最適な逸材の洋貴さん。

そう簡単には手離せないーーー・・・




「わ、わかりました…。私も覚悟をキメます!ご指南よろしくお願いします!!」



私は洋貴さんに頭を下げた。