杏里は見るからにお嬢様育ちで、ほんわかした女。


俺としては都合がいいが・・・


俺の望むタイプの女じゃない。
つまらない。



俺のタイプの女はもっと頭が良くて、きびきび動いて…俺の脳裏に浮かんだのは…奈央だった。


今や人妻となっちまったけど…


奈央ほどキレイな女はいなかった・・・



「洋貴さん…」


「んっ!?」



部屋に俺の相棒の武内つばさ(タケウチツバサ)が戻って来た。