私は目を開ける。



私はベットに寝かされていた。


場所は病室…


厨房に勝手に入り込んで、ヤケで飲んだワイン。


急に眩暈と激しい喉の焼ける感覚を味わい、そのまま意識を失ってしまった。



「気が付いたか?」


「!!?」


洋貴さんが私の横たわるベットのそばにパイプ椅子を置いて、座っていた。



「洋貴さん!?」



「お前は俺が飲むはずの薬物入りのワインを飲んで…俺の知り合いの医者の診療所に入院した」



「!!!?」