その日の夜はラブホにお泊り。


身体に愛を何度も刻みつけられた。


熱く焦がれる身体。


なおも私の肌に触れて熱を授ける洋貴さん


「・・・熱い」


「じゃあ~燃え尽きろ~杏里」


私の手に手を重ねて、囁く。


甘い感覚に押し流されて、本当に燃え尽きてしまった。



それでも、身体には燻り続ける火種。