病院を出て、向かった先はラブホ。


私は初めて、足を踏み入れる。



「キレイ~」


可愛いピンク系でカーテンや壁紙、家具もベットまで統一。

見た目はモデルルームに近い。


「気に入ったか?」


「はい…」


洋貴さんは背後から私を羽交い絞めする。


彼の体温、匂いが私の身体を疼かせた。


何度も交わした唇、そして肌ーーー・・・・


私は彼無しでは居られない。



-ーー洋貴さんの存在に私は溺れていた。