マジで眠れないーーー・・・


あんなDVDなんて観るんじゃなかった。


互いに背を向けて眠る2日目の夜。


昨日の続き…無防備に眠る杏里。


今日は色々あり過ぎて疲れてるのは分かるが…あまり俺にそんな姿を晒すな。



俺は杏里の方に身体を向けた。



猫柄のパジャマとはお子様みたいなパジャマ。

でもV字の襟元からはピンクのレースが見えていた。



「・・・たくっ」


俺は軽く溜息をつく。


そして、閉じた杏里の唇に唇を落とす。
余計に彼女に触れたら、理性のブレーキはきかなくなるかもしれないのに。


俺は眠る彼女の唇を奪う。