君の言葉で僕を求めて



「っ!」


予想外に良隆の声は破壊力があるみたい。


「んぐ……はぁっ…」


全て食べてしまうかのように、貪り、満たす。





「好き」


「もっと言って…っ」


君が望むなら何度でも。



「ぁあっ!!」


「可愛い」


僕以外には見せないで。




君はとても可愛いから。


強気な眼も。

小さな身体も。

僕を好きな心も。



だから―――…



「君の言葉で僕を求めて」





END