学校が近くなるにつれてシュンスケは緊張していた、自殺の事で緊張していたわけではない、学校に行く事に緊張していた


 「ふぅ… はぁ… もう少しで学校かぁ… この道を通って学校に行くのも、これが最後だよなぁ…」


また暫らく歩くと学校の前の校門に着いた、シュンスケの通う中学校は坂の上にあった


 「…………スゥー ハァー スゥー ハァー」


目を閉じて2、3回深呼吸すると学校に入って行った、上履きに履き替え廊下を歩き階段を登り3階にある自分の教室の前まで着いた、また2、3回深呼吸すると教室に入り席に着いた