「──…繭、」 「何があったの?」 ゴローちゃんはため息をつき、私を見た。 「要点は…今、翔太が空港に向かっている。」 「……?」 空港に向かっている? 翔太が?…しょーちゃんが? 「えっ?」 「あいつ、行っちまうんだよ。」 「…なんで、どうして……?」 「その説明は車の中だ。…いっとくが旅行じゃねぇからな?」 「分かってる…」