「お前の彼女だろ」 「そう勘違いしてるのはあちらの方だから…」 人事みたいに言う翔太の態度にゴローは顔を歪ませた。 「で、話って……?」 「………繭のこと、だ」 生ぬるい風邪が靡く 夕方でも暑いのは、やはり夏だからだろう。