ホント、朝からついてな……いや、ついてるかも。 そんなことを思っていると先生と視線がぶつかった。 ……見てるっ! 見てるよ絶対! あたしは走って家に戻ろうとした。 「え!ちょっ……沙良!」 それに気づいたのか先生はあたしを呼ぶ。 なに?今更。 用なんかないでしょ?