「バタンッ」 ドアが閉まった。 もう何なの?アイツ…… でも、何かキライになれなかった。 あの時の優しい目の先生を見ると、 なんかモヤモヤして… ドキドキして……… 明日の勉強、楽しみだな―……… あたしはベッドに横になった。 うすれていく記憶の中、あたしは夢を見た。 それはとても幸せで、 でも 悲しい夢だった。