いやいやいや……… だって、ファーストだよ? ありえないでしょ… 「どーする?沙良……」 馬鹿教師は悪魔の笑みであたしをみつめる。 「目……閉じて下さい……」 「はいよー」 いや、コイツ軽ッ… あたしは馬鹿教師の肩に手を乗せる。 そして顔に近づいた。 唇まであと数センチ… 「やっぱ無ッ……」 やっぱムリ、とあたしが言いかけると馬鹿教師はあたしを壁に押し付けた。